オールオン4
（オールオンフォー）

オールオン4とは？

オールオン4（All-on-4）は、わずか4本のインプラントで全ての歯を支えるというインプラント治療法です。この技術は、最小限のインプラント数で最大12本の人工歯を支えることができるため、従来の方法と比べて効率的かつ経済的です。また、骨の移植が不要で、抜歯からインプラント埋め込み、仮歯の装着までを1日で行うことが可能です。これにより、患者の負担を大幅に軽減できます。

オールオン4の特長について

オールオン4は、従来の総入れ歯や複数のインプラントを使用する治療法と比較して、多くのメリットがあります。まず、手術の回数と治療期間が短く済むことが挙げられます。従来の治療法では、骨の移植や高数のインプラントを使用することが多いため、治療期間が長くなり、患者の負担も大きくなります。 さらに、オールオン4は固定式のため、日常生活において取り外す必要がありません。従来の入れ歯では食事や会話中に外れやすいというデメリットがありましたが、オールオン4ではそのような心配はありません。顎の骨にしっかりと固定されるため、硬いものでも自信を持って噛むことができ、天然の歯に近い感覚で食事が楽しめます。 また、骨の再生治療が不要であることから、手術のリスクも低減されます。オールオン4は、基本的には骨の移植を必要としないため、多くの患者に対応することが可能です。

身体への負担の軽減できる

オールオン4は、4本のインプラントで全体の歯を支える治療法です。そのため、従来のインプラント治療に比べて身体への負担が軽減されます。骨の移植が不要なため、大規模な手術を避けることができ、回復も早くなります。これは入れ歯が合わない患者さんにとって、大きなメリットとなります。

手術時間の短縮できる

オールオン4のもうひとつの大きなメリットは、手術時間の短縮です。通常のインプラント治療と比べて、手術から仮歯の装着までを1日で完了することが可能です。これにより、患者さんは早期に食事や日常生活に戻ることができます。

費用対効果が期待できる

オールオン4は、費用対効果が高い治療法です。少ないインプラントで全体の歯を支えるため、費用が抑えられるのが特徴です。また、回復が早いため、治療後のケアや追加治療の頻度も低減します。そのため、長期的に見て経済的な負担が軽くなるのです。

保険適用外である

オールオン4は多くの患者にとって有効な治療法ですが、全ての人に適用できるわけではありません。具体的には、インプラントを埋め込む部分に十分な骨がない場合や、残っている歯がある場合には適用外となることがあります。また、全身的な健康状態が悪い場合や特定の疾患を持つ方には、インプラント治療自体がリスクを伴うため注意が必要です。事前に専門医師と十分な相談を行うことが大切です。

定期的なメンテナンスとセルフケアが必要

オールオン4の治療が成功した場合でも、術後にはいくつかのリスクと注意点があります。手術後に腫れや内出血が発生することがあり、これに伴う痛みや不快感が数日続くことがあります。また、インプラントが骨と結合する過程で感染が起こるリスクがあるため、衛生管理が重要です。さらに、インプラントが適切に結合しない場合、再手術が必要になることも考えられます。定期的なメンテナンスと適切な口腔ケアが欠かせません。

初診とカウンセリング

オールオン4の治療を受ける最初のステップは初診とカウンセリングです。この段階では、患者様の口腔内の状態を詳しく検査し、治療の適応性を判断します。レントゲン撮影やCTスキャンを使って、あごの骨の状態や残存する歯、歯茎の健康状態などを確認します。その後、医師と詳細なカウンセリングを行い、オールオン4やオールオン6の選択肢について説明し、費用や手術のリスクなどについても相談します。これにより、患者様が納得して治療を受けられる体制が整います。

手術と仮歯の装着

初診とカウンセリングが終わると、次は実際に手術を行います。オールオン4の最大の特徴の一つは、1日で手術から仮歯の装着まで完了することです。まず、必要な抜歯を行った後、4本のインプラントをあごの骨に埋め込みます。この手術は通常、局所麻酔または全身麻酔のどちらかで行われます。インプラントの埋め込みが完了した後、即日で仮歯を装着します。この仮歯は、最終的な人工歯が作製されるまでの間、食事や会話を問題なく行えるように設計されています。

術後のケアとメンテナンス

手術後には適切なケアとメンテナンスが非常に重要です。術後の初期段階では、腫れや痛みがあるかもしれませんので、医師の指示に従って薬を服用し、安静を保つことが大切です。また、手術後数週間は硬い食べ物を避け、柔らかい食べ物を中心にした食事を心掛ける必要があります。最終的な人工歯が装着されるまでの間、定期的なチェックが行われ、インプラントが正常に機能しているか確認されます。最終的な人工歯が装着された後も、定期的なメンテナンスとチェックアップが必要です。これにより、オールオン4のインプラントが長期間にわたって健康に維持されます。

担当医	準備中
主訴	前歯の入れ歯を治したい
期間	9か月
費用	総額￥1,700,000前後
治療内容	歯周病治療、インプラント治療、セラミック治療
治療に伴うリスク	準備中

オールオン4	¥2,000,000〜